スーパーへ行くとありとあらゆる物が並んでいて、きっと一生のうちに食べる事がない物の方が多いだろうなぁ。と思う。ならば珍しい食べ物をいろいろ試してみればいいだけの事なのに。どうしてだろう。最近やたらと、昔子供の頃に食べていたものがすごく食べたくなる。
子供の頃家族でにぎやかに作っていた柏餅、おはぎ、スーパーでいくらでも売っているけれどその味では、なぜか心が満たされない。七輪の前でずっとしゃがんでじっと見ていた煮物。キャンプで作った甘口のカレー、昔使っていた同じ市販のルーで何度作ってみても懐かしいあの味にはならない。何かが違う。わからない、どうしてだろう。
昔母親がよく作ってくれていた素人の豆腐とこんにゃく。当然自分では作れない。
そうそう、給食によく出ていたクジラの竜田揚げ。
あれも美味しかったなぁ。